ご挨拶

世界経済は、技術革新、情報通信革命、グローバル化などを背景に、従来の資本や資材を中心とした経営基盤から、人による、知識や技、スキル、ノウハウを取り入れたものへと、急速に方向転換をしてきました。

一方、国内経済では、国際化の進展により、いわゆる「勝ち組み」と「負け組み」の二極化が急速に進展してきました。

当法人は、製造業を始めとして卸売業、販売業、サービス業など多くの異なった分野の事業所の参加を得て、eネットワークによる人材教育の普及を事業目標に掲げ、JELCO（日本イー・ラーニング協会）のシステムを基盤として発足しました。

以来　地場産業の空洞化や、技術の空洞化を防ぐ為の技能の継承事業、円滑な技術移転を重視した外国人労働者の受入れ事業のサポート、など能力開発の面に特に意を用いてきたといえます。

一方、最近では、技能や技術の囲い込み（いわゆる国内至上主義）の台頭も不穏な動きを見せてきており、その影響で球環境の悪化は、あまりに急速です。生態学上の「エコロジー」と、経済面の「エコノミー」との両立が強く主張されているところです。

この環境問題を、国際的なこととして解決していくことで、世界の経済も発展し、人々が安全で豊かな生活を送れるようにとの思いを持っています。

本システムの主な特徴としては下記の点があげられます。

• インターネットに接続できる環境があれば、誰でも、何時でも、何処でも、マイペースで学習可能
• 日本語会話について、対面しながらでの会話が学べる
• 日本の文化や技術、技能について、興味ある体験が出来る
• 日本社会におけるＳＤＧｓの活動について、実体験を通して理解できる